阿部 雅子|声楽 ソプラノ

阿部 雅子|声楽 ソプラノ

札幌市出身。国立音楽大学声楽科、同大学大学院修士課程、後期博士課程音楽研究科声楽研究領域修了。博士論文『モンテヴェルディの歌劇《ポッペーアの戴冠》におけるポッペーア像の研究』とそれに関する演奏で博士号(音楽)取得。ヘンデル《メサイア》(外山雄三指揮)でソリストデビュー。
その後、ベートーヴェン《第九》(同指揮)、ペルゴレージ《スターバト・マーテル》、バッハのカンタータなどのソリストを務める。オペラでは、モンテヴェルディ《ポッペーアの戴冠》、モーツァルト《イドメネオ》、プッチーニ《つばめ》、ロータ《かしこいリス》、アントネッロ《エソポのハブラス》などに出演。「四代気質」に基づく人物像分析の研究を生かした役作りにも定評があり、オペラの舞台では常に好評を博している。
イタリア初期バロックの音楽を中心に活動する傍ら、N響団友会との共演や伊ビトントで開催されたApulia Music International Festival (2012)、ニューヨークの国連イベント日本歌曲コンサート(2014)への出演など、幅広く活躍の場を広げている。

Masako Abe | Soprano