朝吹 園子
バロック・ヴァイオリン|ヴィオラ

東京都出身。東京藝術大学(ヴィオラ科)卒業、東京藝術大学院修士課程修了。学内にて同声会賞受賞。明治安田生命より奨学金を、文化庁在外派遣研修員として、ドイツ・フライブルク音楽大学(ヴィオラ科)、スイス・バーゼルのスコラ・カントゥルム(古楽科バロックヴァイオリン)で学び、両大学共最優秀の成績で卒業。
ヴァイオリンを荒木信子、岡山潔の各氏に、ヴィオラを豊嶋泰嗣、クロード・ルロン、岡田伸夫、川崎知憲、ウォルフラム・クリストの各氏に、バロックヴァイオリンをキアラ・バンキーニ、レイラ・シャェック、アマンディーニ・ベイヤーの各氏に師事。
これまでにヨーロッパ各地で数多くのフェスティバルに招待される他、アンドレア・マルコン率いるラ・チェトラのメンバーとしてバーゼル劇場のバロックオペラ、コンサートツアー参加、ラジオ放送も多くされている。その他バッハ・シュティフトゥング、カプリッチョ・バロックオーケストラ、カプリコルヌス・コンソート、イル・プロフォンド、コンチェルト・シロッコ、バッハ・コレギウム・ジャパンなどと演奏、CD録音を行っている。
2014年イル・プロフォンドとの日本ツアーにて美智子皇后陛下の御前演奏を行う。
17世紀の音楽に深く魅せられ、バーゼルにてヴァイオリン、歌、コルネット、サクバットとのアンサンブルを結成し、多くのレパートリー、眠っていた楽譜を掘り起こし演奏活動を行う。スイス、イタリア各地のフェスティバルに招かれる他、ラジオ放送され、CD録音が決まっている。この分野にてブルース・ディッキー、シャルル・トエト各氏に師事し、また共演している。
2004年第9回コンセール・マロニエ弦楽器部門第1位、2006年第18回宝塚ベガコンクール第1位を受賞。
2011年デンハーグピアノ五重奏団のメンバーとしてオランダ、ファン・ワセナール国際古楽コンクール優勝。
現在スイス・バーゼル在住。

Sonoko Asabuki
Period Violin | Viola

Born in Tokyo, studied modern viola at the Tokyo National University of Fine Arts and Music with Nobuo Okada, and the Hochschule für Musik in Freiburg with Wolfram Christ.
Following her graduation, her passion for Historically Informed Performance Practice led her towards a time of extensive specialized studies in early music.
She graduated as a Master in Specialized Musical Performance from the Schola Cantorum Basiliensis under Chiara Banchini, Leila Schayegh and Amandine Beyer.
Her studies were supported by scholarships awarded by the Japanese governments and Meiji Yasuda Life Insurance Company.
She is busy concert life in Europe and Japan as chamber musician and soloist, performs reguraly with many ensembles in different settings, such as “La Cetra Barockorchester”, “Capriccio Barockorchester”, “J.S.Bach Stiftung”, “Capricornus Consort”, “Il Profondo”, “Les Passion des L’Ame” and “Bach Collegium Japan”.
She is a member of den Haag Piano Quintet, a historical piano quintet, and was awarded 1st prize on the occation of the International Van Wassenaer competition 2011.