山田 剛史|ピアノ
山田 剛史|ピアノ
1982年生まれ。奈良県出身。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。同大学大学院修士課程首席修了、修了時にクロイツァー賞受賞。ローム ミュージック ファンデーションの奨学生としてケルン音楽大学で研鑽を積み、2010年国家演奏家資格を取得。1999年第53回全日本学生音楽コンクール高校の部大阪大会第1位。2002年第1回名古屋国際音楽コンクールピアノ部門第1位。2007年第5回東京音楽コンクールピアノ部門第1位および聴衆賞受賞。ソリストとして、これまでに秋山和慶、梅田俊明、ズラタン・スルジッチの各氏の指揮、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、大阪チェンバーオーケストラと共演。また室内楽、歌曲伴奏にも力を注ぎ、東京芸術大学声楽科のティーチング・アシスタント、ケルン音楽大学の伴奏アシスタントを務めたほか、幅広い演奏家たちから信頼を得ている。2011年東京文化会館小ホールおよび大阪・いずみホール(日本演奏連盟制作)にてリサイタルを開催。バッハから武満徹に至るさまざまな作品を的確に描き分け、好評を得た。これまでにピアノをクラウディオ・ソアレス、迫昭嘉、ニーナ・ティシュマンの各氏に、室内楽および歴史的演奏解釈をアントニー・シピリ氏に、歌曲伴奏を星野明子、コンラート・リヒターの各氏に師事。秋篠ユング・ムジカ2期生。現在、国立音楽大学ピアノ科非常勤講師。