グレースノート等のデータベース
他社との制作も含め、最近は少々事情が変わってきたかもしれないが、これも質問の多かった事案である。
我が国では「グレースノート」が知られているが、実は数多くのデータベースが存在する。
得意不得意、特徴はデータベースによって異なるが、基本的には各々で事情に合うものを使用すれば良いが、我が国ではカーオーディオ(正確にはカーナビゲーションシステムのオーディオプレイヤー機能ということになろう)を始め、グレースノートが採用されている(幾つかのデータベースを使用できるアプリケーションも存在するが特殊な例である)。
最も身近なデータベースの使用は、コンピューターやモバイル環境での「プレイヤー」でのその機能であろう。
データベースの登録は、基本的には完成時に「レーベル」が「制作者」としてその情報を登録する。が、そうでない場合でも、誰もが(悪意を含め)情報の登録が可能である。
少しややこしいのが、上記カーステの使用に於いてである。最近では、携帯電話を通じて、あるいは車両自体が通信機能を持っていることも珍しく無くなってきたが、コンパクトディスクをカーステでしようとした場合、まずは、カーステはSSDもしくはHDDの情報を読みにいく点だ、地図情報同様、それらに保存された情報は多少昔の情報になる。よって、それ以降に発売されたアルバムは情報が掲載されていないので当然表示されない。そして、通信機能のある車両の場合、次にオンラインでグレースノートの情報を読みにいく。この時点でグレースノートに登録されているアルバムであれば表示される、といった仕組みだ。