富川勝智|組曲プラテーロとわたし
Platero y yo, Suite
プラテーロとわたし 組曲
- 演奏: 富川勝智(クラシックギター)
- 発売日: 2019年12月18日(CD / 配信)・2020年1月24日(配信)
- 録音: 2018年7月2–5日・2019年2月17–19日・2019年2月22日・庄内町文化創造館響ホール/富士見市民文化会館キラリふじみ/神奈川県立相模湖交流センター(24bit/192kHz)
- 聴きどころ: デ・ラ・マーサ《プラテーロとわたし》で言葉なき物語世界を描き、タレガ小品やセゴビア《光のない練習曲》、トローバ《特性的小品集》でスペイン近現代ギターの香気と書法の変遷を一枚に凝縮。
- 収録: デ・ラ・マーサ、タレガ、ドノスティア/レヒーノ、セゴビア、モレーノ・トローバ(全24曲、ISRC登録済)
- 品番: KCD-2068(CD) / KDC-2068(配信) JAN: 4562257810475
- 価格: ¥2,800(税込) / ¥2,545(税抜)
- 配信: Spotify / Apple Music / Qobuz / NML / mora
- 取扱い: ナクソス・ジャパン
| 収録曲|TRACK LIST | |
|---|---|
| 1 | ロートレック讃歌 E. S. デ・ラ・マーサ |Homenaje a Toulouse-Lautrec: Eduardo Sáinz de la Maza |
| 2 | ハバネラ E. S. デ・ラ・マーサ |Habanera: Eduardo Sáinz de la Maza |
| 3 | マリエッタ F. タレガ |Marieta: Francisco Tárrega |
| 4 | アデリータ F. タレガ |Adelita: Francisco Tárrega |
| 5 | ラグリマ F. タレガ |Lágrima: Francisco Tárrega |
| 組曲「プラテーロとわたし」 E. S. デ・ラ・マーサ |Platero y yo,Suite: Eduardo Sáinz de la Maza |
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| 6 | I. プラテーロ|Platero |
| 7 | II. 狂人|El loco |
| 8 | III. 屋上|La azotea |
| 9 | IV. ダルボン|Darbón |
| 10 | V. 散歩|Paseo |
| 11 | VI. 泥亀|La tortuga |
| 12 | VII. 死|La muerte |
| 13 | VIII. 故郷に眠るプラテーロ|A Platero en su tierra |
| 14 | 夢〜マズルカ F. タレガ |Sueño: Francisco Tárrega |
| 15 | ワルツ ニ長調 F. タレガ |Vals en Re: Francisco Tárrega |
| 16 | ロシータ F. タレガ |Rosita: Francisco Tárrega |
| 17 | ドロール ドノスティア神父/R. サインス・デ・ラ・マーサ |Dolor: P.José Antonio de Donostia/Regino Sáinz de la Maza |
| 18 | 光のない練習曲 A. セゴビア |Estudio sin luz: Andrés Segovia |
| 特性的小品集 F. モレーノ・トローバ |Pieces caracteristiques: Federico Moreno Torroba |
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| 19 | プレアンブロ|Preámbulo |
| 20 | オリーブ畑にて|Oliveras |
| 21 | ブルガレサ|Burgalesa |
| 22 | 五月祭|Los Mayos |
| 23 | 夜明けの唄|Albada |
| 24 | パノラマ|Panorama |
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—『クラシックギターという楽器の音でしか描き出せない世界がある』そう信じてきた作曲家やギタリスト達による作品—
ノーベル文学賞受賞作品であるホアン・ラモン・ヒメネスの散文詩「プラテーロとわたし」をベースメントにしたギター曲は朗読とギター伴奏によるテデスコ作曲のものがよく知られている。本盤に収録されているE.S.デ・ラ・マーサによる組曲では散文詩テキストとの正確な参照を行いギターの音だけで詩的な世界観を表すのに成功している。スペインのカスティーリャ地方の乾いた空気を感じさせるトローバの「特性的小品集」や、セゴビアの心象風景を描いた「光のない練習曲」などにも、ギターだけでしか表現できない音世界がる。間奏曲的に挿入されているタレガの小品群には、ロマン派から近代にかけてのクラシックギターの書法の変化がはっきりと感じとれる。このアルバム中ではデ・ラ・マーサやトローバの作品の橋渡しとして強い意味を持ってる。ギターの音でどのような風景を描きだせるのか…… 近現代に活躍した名匠達の軌跡が感じとれるアルバム。 |
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| レコーディング|CREDITS |
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