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収録曲|TRACK LIST |
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クラヴィシンバルム撥弦|伊藤ハープシコード工房 |
| 1 |
キリエ|Kyrie |
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無題(fol. 49v)|No title (fol. 49v) |
| 3 |
コンスタンツィア|Constantia |
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クラヴィツィテリウム|久保田チェンバロ工房 |
| 4 |
無題(めでたし海の星)|Untitled (Ave maris stella) |
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このご婦人は決して我に情けをかけまい|Non ara may pieta questa mia dona |
| 6 |
聞きなさい、彼女が何を言ったのかを|Audite, quid dixerit |
| 7 |
母なるマリアよ|Mariam matrem |
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クラヴィシンバルム打弦|久保田チェンバロ工房 |
| 8 |
ああ、私の心のひと I|Elas mon cuor I |
| 9 |
「ミ」を基調とする同拍子のレデウンテス|Redeuntes in idem mi de eadem mensura |
| 10 |
どうかしている人の考えることは|De ce fol penser |
| 11 |
私はその美しさを愛する|J’aime la biauté |
| 12 |
無題|Untitled |
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クラヴィシンバルム撥弦|久保田チェンバロ工房 |
| 13 |
あらゆる花々のうち|De toutes flours |
| 14 |
ああ、私の心のひと II|Elas mon cuor II |
| 15 |
ある日|Le ior |
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恥じらい、恐れ、心配を|Honte, paour, doubtance |
| 17 |
わが眼に深き涙あふれ|Gram piant’agli ochi |
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ポルタティーフ・オルガン|須藤オルガン工房 |
| 18 |
サルタレッロ III|Saltarello III |
| 19 |
サルタレッロ II|Saltarello II |
| 20 |
春は来たりぬ|Ecco la primavera |
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ポルタティーフ・オルガン|マナオルゲルバウ |
| 21 |
輝く星よ|Lucente stella |
| 22 |
我が悲しき目よ|Ochi dolenti mie |
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ヨーロッパの600年を超えて伝わる図面をもとに、日本の名工によって想像と検証から復元された中世鍵盤楽器。本作は、そうした楽器群が一堂に会した奇跡的な機会を記録したアルバムである。
演奏を担うのは、チェンバロとヒストリカル・ハープの両分野で国際的な評価を受ける西山まりえ。中世音楽研究と実践の両面で長年にわたり活動を続けてきた彼女が、ファエンツァ写本、モンセラートの朱い本、スクアルチャルーピ写本など、中世ヨーロッパを代表する写本群に残された音楽へ新たな生命を吹き込む。
本作で使用されたのは、クラヴィシンバルム打弦、クラヴィシンバルム撥弦、クラヴィツィテリウム、そして二種のポルタティーフ・オルガン。いずれも現代のコンサートホールで耳にする機会は極めて少なく、その響きは後世のチェンバロやピアノとは異なる独自の世界を形成している。繊細で素朴な音色、時に鋭く、時に祈りに満ちた響きは、中世の人々の精神世界を現代に伝える貴重な証言でもある。
失われた音に再び灯りをともすこと。それは単なる復元ではなく、歴史の空白を音によって照らし出す創造的な営みである。西山まりえによる鮮やかな演奏と、日本を代表する製作家たちによる中世鍵盤楽器の響きが結実した本作は、鍵盤音楽史の源流へと聴き手を誘う貴重な記録となった。
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